おうち稲づくりのポイント

※ 最新の記事が上に表示されます※

 

第3号

 

Q:ペットボトルや牛乳パックでも育てられますか? 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:ペットボトルや牛乳パックでも育てることはできますが、稲は容器に入れる土の量が多いほど元気に育ちます。バケツとペットボトルでは、バケツの方が大きく育ち、収穫できるお米の量も多くなります。しっかりした稲を育ててお米をたくさん収穫するためには、10~15リットルほどの大きさで、深さのあるバケツの使用をおすすめします。

 

Q:稲はブリキのバケツや発泡スチロールの箱でも育てられますか?また、植え替えるときの注意点はありますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:稲はブリキのバケツでも育てることができます。ただし日差しが強くなる夏場は、ブリキのバケツ自体が熱を持って中の水が高温になるため、お風呂の温度くらいに水温が上がったときは、水を入れ替えてください。発泡スチロール箱の場合は、稲が地中深く根を張れるよう、深さのある発砲スチロールにたっぷりの土を入れて育ててください。芽出しした種を土に移して、葉が3枚ほどになったら植え替えます。大きくてピンと張った元気な苗を3~4本まとめて植え替えてください。発泡スチロール箱の場合は3~4本まとめた1株を20cmほどの間隔を開けて均等に植えてください。たくさんの稲を育てる場合は肥料不足になる可能性が高いため、ホームセンターなどで300円程度で販売されているチッソ、リン酸、カリの配合が8:8:8の化成肥料を10g程度(ペットボトルキャップ1.5杯)、土全体に混ぜてください。

 

Q:15cmほど育った稲の葉先が茶色になってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:葉先が茶色になるのは、成長した葉がこすれあったためと思われます。稲や麦などの葉には、ガラス質(プラント・オパール)が含まれており、手触りが硬くザクザクしています。そのため風などで葉同士がこすれると、お互い傷つけあってしまうのです。この場合は特に稲の成長への影響はありません。

 

Q: 苗を植えてから約1週間後、バケツの水面全体が緑色の藻に覆われました。藻は取り除いた方が良いのでしょうか?水もヘドロのような臭いがします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:この藻はアオミドロといい、稲に害はありませんが、水面全体を覆っていると土の日当たりが悪くなるため、一度バケツの水を捨て、新しい水に入れ替えることをおすすめします。また、培養土などの土を使用していると、土中で肥料の発酵が進み、腐敗臭がしたり、ポコポコと泡が出ることがあります。根を傷めないような場所にスコップを垂直に差し込んで底まで隙間を空け、ホースできれいな水道などの水を流し込んでください。臭いや濁りがなくなるまで数回行います。

 

第2号

 

Q:種まきのときの土の柔らかさはどれくらいですか?雨や風があるときでも屋外で大丈夫ですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:土の柔らかさはお好み焼きのタネくらいが良いでしょう。種まき後から苗が5cm程度に成長するまでは、土のくぼみにたまる程度に、毎日水をやります。軒下などの雨が当たらず、日当たりの良い場所に置いてください。苗は5cmほど伸びれば根付きますので、水を土の表面から3cmためて、屋根のない日当たりの良い場所に移動させてください。稲の丈が高くなってからは、台風など強風のときだけ家の中に避難させてください。

 

Q:苗を移し替えた後に根付いたことを確認する方法を教えてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:バケツを揺らしても苗が倒れないでしっかり立っていれば根付いています。根付いたことを確認した後は、水を土の表面から3cm程度入れた状態で育てます。

 

Q: 2週間ほど前に植え替えをした後から元気がなくなりました。葉の色が薄くなっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:植え替えを行った後は、外側の古い葉から枯れ始めますが、真ん中から新しい葉が出てきます。これは、根を作るために、古い葉から栄養を根に送るためです。色が薄くなっている葉が古い葉であれば問題ありませんが、全体的に薄い場合は肥料不足が考えられますので、追肥して様子をみてください。肥料は市販のチッソ、リン酸、カリが8:8:8の化成肥料(粒状) (ホームセンターで1kg…200円くらいで販売しています)であれば、小さじ1杯程度入れてください。

※種まきをした早々に「スズメに食べられてしまった」という声を聞きます。スズメは種が大好物なので、種まきの後はすぐにバケツの上面にネットを張ってスズメ対策をすることをおすすめします

 

第1号

 

Q:バケツ稲づくり栽培はいつから始めたらいいですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:気温が高くなる5月上旬頃の芽出しをおすすめしています。芽出しをしている間に土やバケツの準備をしておきましょう。気象状態が温暖で、高温の日が続いていれば、6月上旬の栽培開始(芽出し)でも秋の稲穂に実が入りますが、気象庁は、今年の6~7月の梅雨シーズンは梅雨前線の活動が活発となり、降水量は平年並みか多い傾向との予報を発表していますので、早めの栽培開始をおすすめします。

 

Q:バケツで用意する土の量はどれくらいですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:黒土、赤玉土、鹿沼土を6:3:1の割合で混ぜます。バケツの容量に対して約8割の土の量を用意します。

10ℓのバケツであれば黒土5ℓ、赤玉土2.5ℓ、鹿沼土0.8ℓを混ぜ合わせます。ビニールシートに広げて天気の良い日に2日ほど天日に干して日光消毒を行った後、バケツに少量の水と土を入れて泥にする作業を少しずつ行い、バケツの縁から5㎝下のところまで泥を作ります。その途中にバケツ稲づくりセットに添付の肥料を加えます。(添付の肥料は、1つのバケツ稲分の遅効性の化成肥料を使っていますので、市販の肥料の追肥の必要はありません)

 

Q: 家庭菜園の土は使用できますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:腐葉土や有機肥料の入った土は避けてください。バケツ稲栽培では、有機肥料が土の中で発酵して、根が腐る可能性があります。できれば、黒土、赤玉土、鹿沼土を6:3:1で混ぜた土を、2日ほど天日に干してから使用してください。土が入手できない場合、荒木田土や黒土のみでも問題ありません。

 

Q: 昨年バケツ稲づくりで使った土は使えますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

A:昨年の土は使えます。使うときは土をほぐして、前の年の稲の株が残っていたら取り除きます。細かな根はそのまま残しておいても大丈夫です。全体を広げて天日に干すことで、土に含まれる微生物や細菌が空気に触れて活発に動き出します。微生物や細菌は、土の中に残っている根やワラなどを分解して、植物の成長に必要な栄養分にしてくれます。

2年目も同じように育てられますが、3年目からは土の中の養分が減少して育ちが悪くなります。土を元気にさせるには土壌活性剤などが必要になりますが、手間もかかるため、新しい土を入れ替えた方が良いでしょう。