こんにちは!INAKA PROJECT スタッフの隊長です!
前回の ~乾燥編~ に続き、今回は~たたき染め編~をお送りします◎
空気に触れて増す藍の深みと陽の光を通してみるその色に惚れまして、その素敵な体験を自分たちの手で…と思い、種まきから始めてみることにしました。
が、藍染ってそんなすぐにできるわけではない。2月にいった藍染体験(レポはコチラ→【藍染体験してきました!】)、そこで見つけたのが淡いブルーのストール。
若い葉っぱだからこそできる”たたき染め”と”生葉染め”があるというのを教えていただいたので、今回こちらでたたいて染めてみました!
8月15日
「立秋を過ぎたからか、やっぱり風が秋に近づきましたね〜」
夏の終わりが近づき淋しくなった隊長が、イナピサポーター・トモちゃんに伝えると
「そ…そう?^^;」
と苦い顔をされました。
そんなトモちゃんと、まずはひたすら藍の葉っぱを刈ります!
こんな立派なバッタもやってきた♪ よく見ると、畑には夏の虫だらけ!
とくに選別せずに刈り続けて小1時間、クルマ一杯の藍の葉っぱ!
( 草刈りが全くおいついていない畑もお披露目・・・)
そんなに多くの藍の株があるわけではないのだけど、刈ろうと思えばいつまでもいけちゃう。あまりにもキリがないので
「クルマ一杯になったら終わりましょう」
と言ってみるものの、どんどんしなっていくので、中々一杯にならずにくじけそうでした ><
葉っぱ選び
たたき染めに使う葉っぱはどれでもいいってわけではなく、刈って30分以内のものがいいーーとどこかで見たので、しなった葉っぱは使えません。
また、どの葉っぱもいいというわけではないらしく、若くやわらかい葉っぱのほうが良いそう。茎の太いところほど、親。下の写真でみると、上の茎の方が若いのがわかります。
では、たたき染めをしてみましょう♪
葉っぱを並べる
イメージしてたものをハンカチの上に並べてみる。葉っぱの不揃い感がいいよね◎
たたくための準備
ガンガンたたきつづけるので、下に古雑誌等おき、その上にラップ。ハンカチを置き、その上に葉っぱを並べる。さらにラップをして挟み、最後にあて紙でかぶせる。
たたき方は…ひたすら葉っぱをたたく!それにつきます!!
たたくことで藍の葉の繊維をつぶし、それがハンカチに色移りするのです。雑にたたいてはいけません!←過去の自分に言いたい
たまに、ハンカチを裏からチラリと見てあげるといいですね◎
たたいてたたいてたたいてーーー
じゃーん!完成!!
青空越しに、濃く藍の葉の色素がハンカチに移っています!
たたき終わった直後は”緑色”だったけど、空気に触れさせてみたら、少し”藍色”になりました。
この暑い暑い季節でしかできない一つの藍染めの話でした^^
次回は、生葉染め編をお送りします!