今年も天気に恵まれ、古民家にて収穫祭を行いました。
収穫祭は人類が食物を得るために狩猟から栽培に変わったあたりから始められてきたとされ、
世界的には日本でもお馴染みのドイツはミュンヘンのオクトーバー・フェス。
スペインはブニョールのトマト祭りがそれにあたります。
INAKA PROJECTでは餅つき&イノシシBBQでワイワイガヤガヤ。
そしてワンシーズン通して育て収穫したお米と8月に自分達で作ったお茶碗がいよいよ全行程を終えて、米作り参加者へ手渡されました。
今年は自然災害や雑草、イノシシ被害が多く出た中で、困難を乗り切った貴重なお米達。
参加者の努力も然る事ながら、田んぼを毎日・毎年管理してきた師匠、春さんの見えない労苦には本当に頭が下がります。
お金を出せばある程度なんでも手に入る時代に、苗をイチから育て、お米を収穫するアナログ体験を通して収穫出来たのは、お米以上に”お金じゃ買えない価値”でした。
個人的には、凄いスピードで便利になり行く時代の中で、技術の発展や恩恵を最大限に活用しながらも、”生きている実感”を感じ続けていたいと思いますし、いつか子供が産まれた時に野山でも裸一貫で生きていけるダケの術を教えてあげれる父になりたいなと願っているワケです。
そして、米作りや野菜作りに関しては、これから実際の田んぼや畑を、実際の状況や作業に連動させオンライン上で確認できるようにアプリ化したいと思ってます。
スマホから自分が育ててる苗の状況や作業達成度がリアルタイムに確認出来たり参加メンバーでコミュニケーションが取れたり諸々。
※ワレこそは!という技術者の方いましたら是非。
プロジェクトでやりたい事はまだまだ、てんこ盛りで1人でやるより色んな人と色んなアイディアやスキルを出し合って素敵なモノを創り上げて行けたらいいなって思います。
首都圏と田舎、日本と世界がズドンと繋がっていきますように。
気が付けば2014年もあと768時間。
古民家も冬支度で薪ストーブが入っています。
今年の冬は囲炉裏と薪ストーブでホカホカ予報。
LIFE IS GOOD!